NBA観戦記 :プチNBAマニアになれるスタッツ御殿


チャンピオンリングまでは道険し!マブス、散る!!

バロン・デイビス

レギュラーシーズンに67勝15敗を挙げ、磐石な強さを誇ったマーベリックスがまさかのファーストラウンド敗退。昨季優勝のヒートは、シカゴ・ブルズにスウィープされ、これまたさっさと敗退。ファーストラウンドで、昨季の優勝および準優勝チームが消えるという混沌とした展開となった。1勝3敗と追い込まれて迎えた第5戦を前に、エースのダーク・ノウィツキーのコメントが既にファーストラウンド敗退を予感させるものだった。


「相手が小さく足元を守ってきて、思うようにドリブルができない。シュートチャンスがあれば決めようと思うけど、だめなら仲間にボールを回さないと・・・」


もともとノウィ王子は大口をたたくタイプではないし、リーダーシップが足らん、真のリーダーではない!という辛口の評価も依然としてあるが、マブスの大黒柱はやはりノウィ以外には務まらない。エースらしからぬ弱気発言にエイブリー・ジョンソンHCはチームに与える悪影響を心配し、「おれは一流の選手ではなかったけど、自信は揺らがなかった。自信を持ってもらわないと困る」と第5戦前に一喝。


第5戦、第4Q残り約3分の時点でマブスは103対112と9点のビハインド。ここからノウィが2連続3Pをヒットさせ、そのままチーム全15点のうち12点を奪取。最終スコア118対112で勝利する立役者となった。エース復調。ジェイソン・テリーは「ただ勝ち続ける、それだけのことさ。」と言い放ち、ファーストランド突破へ大いに期待を持たせて迎えた第6戦であったが、111対86とあっけなく大敗。こうして、マブスのシーズンは幕を閉じた。



マブスを破ったウォーリアーズ

それにしても、ウォーリアーズにはやたらと身体能力が高い若手が揃ったもんだ。まさに、ドン・ネルソン好みの人材。バロンにJリッチ、今期MIP受賞のモンタ・エリス。ジャクソン、ビードリッシュ、ハリントン、バーンズ、ピートラス・・・。とりあえず今期の活躍で、バロンも「超」優良PGの仲間入りだろうか?まあ、「チームプレイヤー」という評価は一生縁がなさそうではあるが、こんだけ濃ゆいメンバーが揃ったチームの司令塔には、我の強いバロンは最適なのかもしれない。ジャズが勝ち上がってくれば、ジョン・ストックトンの遺伝子を継ぐ正統派ガードデロン・ウィリアムズとのガチンコ勝負は見ものである。


マブスが負けてほくそ笑んでいるのは、やはりスパーズだろうか。そのスパーズは、サンズと対戦。百戦錬磨のリーグNo1ディフェンスチーム対ナッシュ率いるハイパーオフェンスチーム。どんな展開になるか実に楽しみなカードですネ。個人的には、ブルズに注目!オフェンス力のあるCが欲しい、とP.ガソルなんかに食指を伸ばしていたけど、プレイオフでは守備職人・ベンさんほど重宝する選手もいないでしょう。前任のエディー・カリーだと、得点力(だけは、それなりに)あるけどチームバランスはかえって悪くなりそうだし。かつての王朝復活に期待です。


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