シモジマな人々



なんちゃって企業分析!!!  〜シモジマな人々(シモジマの株を買う)

ポリ袋廃止による業績への影響

紙袋 包装紙 箱・衣料関連

 改正容器包装リサイクル法の骨子は、「資材を減らして、エコな環境づくりを!」とのことで、これによってポリ袋廃止レジ袋有料化の流れになっています。そうなると包装資材を扱うシモジマとしては、業績悪化が懸念されます。それもそのはず、シモジマの第45期事業報告書(平成17年4月1日〜平成18年3月31日)によると、製品別売上構成比ではポリ袋が全体の30%を占めています。これは構成比中トップの割合であり、第二位は店舗用品で28.2%、同3位は12.3%の紙袋と続きます。

 上記のような状況を考えると、改正容器包装リサイクル法によって、シモジマの主力商品であるポリ袋の売上が落ちるのではないだろうか。単純に因果関係を考えると、そういった結論に落ち着きます。


 ですが、シモジマはイトーヨーカドーやイオンといった大手との取引があまりないため、改正容器包装リサイクル法による当面の業績ダウンは回避可能だと思います。大手は自社の関連会社に大量買付けしたほうが安くつくため、あまりシモジマのような企業とは取引しないようです。


もちろん、大手のみならず中小企業までがポリ袋を買い控えれば業績への影響は無視できないものになるでしょうが、それはまたもう少し先の状況ではないかと思います。


 日本人には買い物袋なしに商品をはだかで持って帰る習慣がないため、レジ袋に代わる代替品が開発されるでしょう。代替品にはデザインなどの付加価値がつくでしょうから、いかにユーザーに支持されるようなものを商品開発できるか。シモジマの今後の焦点はそこにあると思います。


ビジネス環境が変化した際にも、適切な対応力がある企業は生き残り、結果株価にもそのうち反映されるもの。「永続する会社が本当の利益をもたらす」 これは、株式投資の未来の著者ジェレミー・シーゲル博士の言葉。


先進的な企業にはいつの時代も過度の期待がかけられるもので、市場参加者の期待通りに業績が向上しないと、株主は容赦なく失望して売り叩くもの。地味で目立たない企業にこそ、投資妙味があるのです。だから、シモジマが改正容器包装リサイクル法の流れによって株価が安くなっているのは、けっこう歓迎すべき状況であります。


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