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信用取引とは

株をやったことがない方にとっては、信用取引と聞くと危険なもの怖いものというイメージをもたれる方も多いかと思います。株式投資には現物取引信用取引があり、現物取引は通常の株式取引で株式取引用口座に入金した金額以内の株式を購入することしかできませんが、信用取引は入金したお金(または現物取引された株式)を担保に証券会社より、資金または株式を借り、株式取引することができます。つまり、証券会社が個人投資家に信用を供与して行う取引だから「信用取引」というわけです。



購入代金や株式を借りるわけですから、そこには「担保」を差し入れる必要があります。また、一定期間内に返済しなければいけません。「資金」だけでなく「株式」も借りることができるわけですから、現物取引ではできない「持っていない株式」でも売ることができるわけです(これを「信用売り」とか「カラ売り」といいます)



ひらたく言うと、証券会社から借金等をして手持ちのお金以上にたくさんの株式等を売買するわけですから、リターンも大きいですが、リスクも同様に大きくなるというわけです。以前は信用取引口座を開設するのに数千万円の預かり資産が必要であったり、女性・高齢者は口座を開設できないなどありましたが、現在では純資産が300万円以上で、ある程度の知識があればだれでも口座が開設できます。



口座開設時には書類による審査や、電話による簡単な面談などがあるのが一般的です。証券会社によっては、もっと簡単に口座開設できるところもあります。イートレード証券や松井証券はかなり容易に開設できると思います。信用取引のメリットとしては以下の5つがあります。

@ 信用売り(空売り)ができる
A レバレッジを利かせることができる
B 銘柄選びの選択肢が広がる
C 塩漬銘柄が担保として使える
D 手数料が安い


信用売り(空売り)ができる

現物取引では必ず買った株(持っている株)しか売ることはできませんでした。しかし、信用取引では株を持っていなくても売ることができます。証券会社から株を借り、それを売り、株価が売値より下がった所で買い戻し、返済することで取引が成立します。 たとえば1株、1000円の銘柄を証券会社から借り受け1000円で売却(信用売り)します。借りた株はもちろん返済しなければなりません。そして、株が700円まで下がったとします。その時、700円で買い戻せば、あなたの利益は1000円−700円で300円になります。これが信用売り(空売り)です。現物取引では市場が上げ相場であれば利益を狙いやすいですが、下げ相場では利益を出すのはかなり難しくなります。しかし、信用取引の信用売りでは例のように株価が下がった時に利益を出すことができるので、上げ相場でも、下げ相場でも利益をを狙うことができるので現物取引の倍チャンスが広がります。



レバレッジを利かせることができる

レバレッジが掛けられることも信用取引の大きな魅力で、担保の約3倍の取引ができます。手数料などの諸経費を無視した場合、現物取引で資金が100万円で1株、100万円の銘柄を購入し、その株が130万円になった時、利益は30万円ですが、信用取引で資金が同じ100万円の場合、評価額は300万円になり、この株式を3株、300万円分購入することができるので株価が100万円から130万円に上がれば儲けは3株×30万円で90万円になります。同じ資金100万円であっても信用取引を使うことで3倍の利益を得ることがで、資金が少なくても大きな取引ができるのがメリットです。



銘柄選びの選択肢が広がる

信用売り(空売り)ができるのであれば、上げりそうな銘柄だけでなく、下がりそうな銘柄を選んでもいいのでおのずと、現物取引の時より選べる銘柄の幅は大きくなります。また、一つの銘柄に絞って上がり、下がりで利益を狙うこともできます。



塩漬銘柄が担保として使える

信用取引する際に担保として現金だけでなく株券も担保として使用することができますので、今まで塩漬けにしていた銘柄も担保として使用することができます。担保として使用できるのは現物取引株券だけで、現在の株価の8割が評価額になります。なので、100万円の塩漬け株であればレバレッジを掛ければ約300万円の取引可能資金が増えることになります。



手数料が安い

証券会社によっては手数料が現物取引より、信用取引のほうが安いところもあります。

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